iPhone SE 2のバッテリーをDIGIFORCE互換バッテリーに交換する
先月エントリー記事として掲載した「中古スマホ買うなら セカスマ 【公式】 (@sekasuma)」のTwitter企画『セカスマ&UGREENコラボキャンペーン』に応募し当選した中古品のiPhone SE 2についてです。
iPhone SEとUGREEN Nexode PD 充電器 65Wが当たる! 中古スマホ買うなら セカスマ 【公式】 (@sekasuma)のTwitter企画『セカスマ&UGREENコラボキャンペーン』に応募し、今回見事当選しました![…]
当選賞品の中古品iPhone SE 2のバッテリー最大容量を確認すると84%になります。
まだ交換する基準(バッテリー最大容量80%未満がバッテリー劣化基準)までは至っていないのですが、早かれ遅かれ交換をしなくてはいけなくなるので本格的に使う前にバッテリーを交換することにしました。
これまでiPhoneのバッテリーセルフ交換に関しては、3回実施してきています。
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今回、Amazon.co.jpで購入したiPhone SE 2用の交換バッテリーは『DIGIFORCE for iPhone SE2 バッテリー 大容量 互換 2200mAh PSEマーク表示 説明書 工具付 T2 (iPhone SE2 大容量)』です。
以下、『DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAh』とします。
DIGIFORCE製バッテリーを購入するのは今回で3回目となるので、自分の中では信頼のあるiPhoneバッテリーです。
今回の『DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAh』は、iPhone SE 2専用となります。
その他のiPhone SE 2と同形状のiPhone SE 3、iPhone 8、iPhone 7/7s、iPhone 6/6sには別途専用バッテリーがDIGFORCEから用意されているのでそちらを使いましょう。
DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAhについて
Amazon.co.jp の『DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAh』ページから特徴を抜粋すると、
- 【iPhone SE2(第二世代)対応/大容量バッテリー】対応モデル番号:A2275/A2298/A2296。オリジナルと比べて大容量のバッテリーです。容量が379mAh増加した分、充電が長持ちします。 <バッテリー容量:2200mAh / 電圧:3.82V / ワット数: 8.4Wh / 原産国:中国> ※純正以外のバッテリーに交換すると、「バッテリーの状態(設定)」の一部が表示されなくなります。あらかじめご了承ください。なお、バッテリー自体の機能や性能には問題なく、また通常のご使用にも問題はございませんので、安心してご利用いただけます。
- 【安心のICチップ搭載/PSE認証品】オリジナルと同様のTI社製ICチップを使用。iOSのアップデートにも対応しているため、アップデート後も安心してお使いいただけます。また、本製品は電気用品安全法に定められた義務を履行し、PSEマークを表示しております。 (PSEマークの表示がない電気用品は、国内での販売が禁止されています)本バッテリーは国内で全品検査を行い、(一定電量を保つため)サイクルカウントは3回以下の商品のみを出品しております。
- 【取り付け工具&説明書付き】使いやすさ抜群の工具付き!取り外した小さなパーツの紛失を防げるマグネットシート、バッテリー用両面シールなども付属しています。わかりやすいカラーの画像付きの説明書(日本語)が入っているので、この修理キット1つあれば、自分でバッテリー交換ができます。※8以降の機種には安心の防水シール付き(防水機能を100%保証するものではありません)。
- 【2年間(24ヶ月間)の長期保証付き】本バッテリーの初期不良や保証期間内の正常なご使用により膨張(兆候含む)等の不具合が生じた場合は、速やかにiPhoneの使用を中止し、販売元の株式会社デジフォース(カスタマーサポート)が迅速に対応いたします。(※バッテリー交換直後に電池の減りが早い等の問題が生じた場合は、一度、バッテリーのキャリブレーション(0%まで使い切り、そこから一気に100%まで充電する)を数回行ってみてください。
などととなっています。
『DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAh』の製品仕様は、以下の通りです。
DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAh 製品仕様 | |
型番 | LPB-SE2-H-T2 |
電圧 | 3.82V |
容量 | 2200mAh |
ワット数 | 8.4Whr |
電池の個数 | 1リチウムポリマー 電池 |
ブランド | DIGIFORCE |
電池セルの構成 | リチウムポリマー |
対応スマートフォン | Apple iPhone SE 2(モデル番号:A2275/A2298/A2296) |
商品の推奨用途 | スマートフォン |
DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAh パッケージ
Amazon.co.jp から『DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAh』が届きました。
『DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAh』のパッケージで、DIGIFORCE共通のホワイトカラーのパッケージデザインとなっています。
『DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAh』のパッケージ内容は以下の通りです。
- リチウムイオンバッテリー本体
- プラスドライバー
- 星形ドライバー
- ピンセット
- 棒状ヘラ&幅広ヘラ
- バッテリー用両面テープ×2枚
- 防水テープ
- ピック(薄手)
- ピック(厚手)
- 吸盤
- 輪ゴム
- マグネットシート
- 交換手順書
- バッテリー用両面テープ取扱について(品質保証に関して)
必要な工具は一通り付属しているので、基本的にはこれだけでiPhoneのバッテリー交換をすることが可能です。
バッテリー交換用の治具一式です。
今回のメインとなるリチウムイオンバッテリー本体です。
黒い周囲の細長い部分がが防水シートになります。脆いので慎重に取り扱いましょう。
ネジやプレートを外した部品を置いておくためのマグネットシートです。マグネットなので転がって紛失することは防げます。
バッテリー用両面テープ(2枚)とバッテリー用両面テープ取扱について(品質保証に関して)です。バッテリー用両面テープは2枚有りそのうち1枚は予備となります。
『DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAh』の交換手順書です。
交換手順書はカラー写真付きでかなり詳細に説明されており、ある程度の器用さがあればこの交換手順に沿って進めて行くことで、それほど難しくなく交換することが出来るでしょう。
iPhone SE 2のバッテリー交換作業を行う
iPhone SE 2のバッテリー交換を行っていきます。
交換において注意点として、静電気に対して注意しておいた方が良いでしょう。
出来れば静電気防止リストバンドなどで、静電気対策を行いましょう。
その他にエアダスターや消毒用エタノール、綿棒、爪楊枝を用意しておくと良いでしょう。
iPhone本体の筐体から液晶画面部分を外す
iPhone本体下側の側面に小さな2本のネジで留められているので、星形ドライバーを使って2本のネジを外します。
外したネジは紛失しないように付属のマグネットシート上に保管しておきます。
次にiPhone本体の筐体と液晶画面部分を分離させるのですが、強力なテープ(防水テープ)で固定されています。
この強力なテープ(防水テープ)の粘着力を低下させるために、iPhone本体の周囲をドライヤーで温めておくと良いでしょう。
但し、熱を加えることでiPhone本体の故障にも繋がる可能性があるので、ある程度離して1~2分程度温めます。
iPhone本体の筐体と液晶画面部分を分離させるには、付属の吸盤を使用します。
自分の場合は、『Hyuduo 液晶画面オープニングプライヤー』所有しているのでこれを使って分離させます。
簡単にiPhone本体の筐体と液晶画面部分にかすき間が出来たので、そのすき間にピックを挟み込み筐体から液晶画面部分を剥がしていきます。
iPhone本体の筐体から液晶画面部分を剥がすことができました。
コネクタを外して筐体と液晶画面部分を分離させる(1)
iPhone本体の筐体にある基板と液晶画面部分を接続しているコネクタは3本あります。
今回は、プラスドライバーを使ってネジ4本で固定している下側のプレートを外します。
プレート下のiPhone本体の筐体側にある基板と液晶画面部分を接続しているコネクタ2本を外します。
なお、ネジは短いタイプ2本と長いタイプ2本の2種類ありますので、次にネジ留めする際に気をつけておきましょう。
防水テープの除去
iPhone本体の筐体の周囲や液晶画面部分の周囲には、防水テープの残った粘着物が残っています。
この粘着物を綺麗に除去する必要があります。
これを綺麗に除去しておかないと、次に防水テープを貼った際に凸凹状態になり、防水性能が低下してしまいます。
ここは時間を掛けて、付属のピンセットや爪楊枝などを使い綺麗に除去しておきましょう。
また一通り除去した後に、エタノールなどを綿棒に染みこませて更に綺麗に除去することをお勧めします。
最後にエアダスターを使って、残った異物を吹き飛ばします。
バッテリーの取り外し
既存のバッテリーを取り外します。
バッテリーの上下にある4箇所の黒いテープを剥がします。
剥がす際には付属のヘラなどを使います。
綺麗に剥がさなくてもある程度雑に剥がしてOKです。
その剥がしたテープを引っこ抜きます。
もし途中でテープの引き抜きが失敗した場合は、付属のヘラ等を使って強引にバッテリーを持ち上げて外す必要があります。
その際にヘラ等を使って外す場合の注意点として、バッテリー中央には両面テープが無いので(下記画像の中央黒い部分)、その部分を避けて傷付けないようにバッテリーを外していく必要があります。
なお、参考に付属のバッテリー用両面テープの形状を確認すると良いでしょう。
バッテリーの縦長の上下部分を持ち上げるようにしましょう。
バッテリーを無事に取り外すことができました。
バッテリーの取り付け
新しいバッテリーを取り付けます。
バッテリー本体に付属のバッテリー用両面テープを貼り付けます。
両面テープを剥がしてバッテリーを筐体に貼り付けます。
これで新しいバッテリーの取り付けが完了しました。
コネクタを外して筐体と液晶画面部分を分離させる(2)
今回は、プラスドライバーを使ってネジ3本で固定している上側のプレートを外します。
プレート下に有るiPhone本体の筐体側にある基板と液晶画面部分を接続しているコネクタ1本を外します。
防水テープの貼り付け
iPhone本体の筐体周囲に防水テープを貼り付けます。
防水テープ自体は非常に細く脆いため慎重に貼り付けましょう。
バッテリー用両面テープは2枚付属しているのですが、この防水テープは1枚しかないため失敗ができません。
2箇所のプレートと3本のコネクタを戻す
外した上下の3本のコネクタを取り付けて、2箇所のプレートを固定します。
上側のコネクタ(プレート)。
下側のコネクタ(プレート)。
iPhone本体の筐体に液晶画面部分を取り付ける
これでバッテリー取り付け作業がほぼ完了したので、iPhone本体の筐体に液晶画面部分を組み込むのですが、その前に念のため電源が入ることだけ確認しておきましょう。
もし電源が入らない場合には、ケーブルを接続して電源が入るかを確認し、それでも電源が入らない場合には改めてコネクタの接触状態などを確認しましょう。
iPhone SE 2の電源が入ることを確認出来ました。
最終的にOKと判断できたらiPhone本体の筐体と液晶画面部分を組み込みます。
最後にiPhone本体下側の側面の小さな2本のネジで留めて完了です。
最後に
以上でiPhone SE 2のバッテリーを『DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAh』に交換が完了しました。
残念なことに「バッテリーに関する重要なメッセージ」として、不明な部品、このiPhoneのバッテリーがApple純正部品なのか反転できません。と表示されてしまいました。
これについてはAmazon.co.jp の『DIGIFORCE for iPhone SE 2 互換バッテリー 2200mAh』ページでも説明が記載されています。
そのDIGIFORCEの見解は、
これについては、iPhone XS以降の機種(※iOS15.2以降を搭載したXS以降の機種)のバッテリー交換後は、iPhoneの画面上に「バッテリーに関する重要なメッセージ」のポップアップが出たり、「設定」→「一般」→「情報」の画面にて「不明な部品」などの表示になったりしますが、普段のご使用に関しては問題のあるものではなく、バッテリー自体の機能や性能には問題はございません。
とのことです。
購入前に分かっていたのですが、気になるのはそのバッテリーのことよりも、設定アイコンの右上に赤丸数字が常時表示されることで、残念ですがこのまま使うことになります。
付属の交換手順書に書かれていないことで、自分的にバッテリー交換の際に気をつける点は次の2点になります。
- iPhone本体の筐体の周囲や液晶画面部分の周囲に残った古い防水テープは、そのままにせず時間を掛けて綺麗に取り除きましょう。
これを綺麗に除去しておかないと、次に防水テープを貼った際に凸凹状態になり、防水性能が低下してしまいます。 - 防水テープ自体は非常に細く脆いため慎重に貼り付けしましょう。
周囲に扇風機など風邪を送っているのであれば一時的に停止した方が良いでしょう。
今後はこれまで使ってきたiPhone 8に替わりiPhone SE 2をサブ機として使います。
ちょうどiPhone 8がAppleからのバージョンアップ対象から外れるので、良いタイミングでiPhone SE 2ユーザーになりました。