iPhone 8 Plus を手に入れる!
長女が約2年半使っている iPhone XR のバッテリーが劣化して使い勝手が悪くなってきたようです。
長女の希望としては iPhone XR はそのまま残しておきたいと言うことで、実家に引退して眠っていた iPhone 8 Plus を長女が頂いてきました。
但し、その iPhone 8 Plus もバッテリーが劣化している上に、液晶画面上の筐体にヒビが入っている状態です。
それ以外は至って綺麗な iPhone 8 Plus です。
と言うことで、長女からこの iPhone 8 Plus のバッテリー交換を依頼されたのでバッテリー交換を行いたいと思います。
液晶画面上のヒビも直そうと思ったのですが、長女からできるだけ安く修理して欲しいと言うことでそのまま放置することにしました(液晶自体は割れ漏れ無し)。
Amazon.co.jp で iPhone 8 Plus 用互換バッテリーを購入します。
購入するバッテリーは、初代 iPhone SE のバッテリー交換で使った DIGFORCE 製を選ぶことにしました。
DIGIFORCE のバッテリーをした決め手は、初代 iPhone SE で実績が有り純正と変わらない使い勝手で好印象でした。
iPhone SEのバッテリーを互換バッテリーに交換する! 我が家のスマートフォンとタブレットの状況 現在の我が家のスマートフォンとタブレットの使用状況は、 自 分:docomo Fujitsu arrows NX F-01J([…]
しかし、2回目の iPhone 6s で使った ElephantStory のバッテリーは使って行くと直ぐに電池残量がなくなってしまいオススメできないバッテリーでした。
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今回 Amazon.co.jp で購入した iPhone 8 Plus 用バッテリーは『DIGIFORCE for iPhone 8 Plus バッテリー 大容量 互換 3300mAh PSEマーク表示 防水テープ 説明書 工具付 T2』です。
以下、『DIGIFORCE for iPhone 8 Plus 互換バッテリー 3300mAh』とします。
DIGIFORCE for iPhone 8 Plus 互換バッテリー 3300mAh について
Amazon.co.jp の『DIGIFORCE for iPhone 8 Plus 互換バッテリー 3300mAh』ページから特徴を抜粋すると、
- 半年以上をかけてインタビュー調査ならびに交換テストを行い、機種ごとに説明書を作成。
- 修理歴7年のプロフェッショナル監修のもと、日本人の手になじむようドライバーのサイズ等にまで拘りぬいた工具類。
- 国内出荷前に(一定電量を保つため)全品再検査を行った、サイクルカウント3回以下の商品となっております。純正品と同様のTI社製ICチップを使用しているので、iOSのアップデート後も安心してご利用いただけます。電池の減りが早い等の問題がある場合は、リフレッシュ充電(0%まで使い切り、そこから一気に100%まで充電する)を数回行っていただくことで改善する場合がございます。
- サイクルカウント500回以下であれば長期品質保証。
- 本製品は、電気用品安全法に定められた義務を履行し、PSEマークを表示しております。 (PSEマークの表示がない電気用品は、国内での販売が禁止されております。)
となっています。
『DIGIFORCE for iPhone 8 Plus 互換バッテリー 3300mAh』の仕様は、以下の通りです。
DIGIFORCE for iPhone 8 Plus 互換バッテリー 3300mAh 製品仕様 | |
型番 | LPB-8P-H |
電圧 | 3.82V |
容量 | 3300mAh |
ワット数 | 12.6Whr |
電池の個数 | 1リチウムポリマー 電池 |
ブランド | DIGIFORCE |
電池セルの構成 | リチウムポリマー |
対応スマートフォン | Apple iPhone 8 Plus |
商品の推奨用途 | スマートフォン |
DIGIFORCE for iPhone 8 Plus 互換バッテリー 3300mAh が届く
Amazon.co.jp から『DIGIFORCE for iPhone 8 Plus 互換バッテリー 3300mAh』が届きました。
『DIGIFORCE for iPhone 8 Plus 互換バッテリー 3300mAh』のパッケージです。
『DIGIFORCE for iPhone 8 Plus 互換バッテリー 3300mAh』のパッケージ内容は以下の通りです。
- リチウムイオン電池本体
- プラスドライバー
- 星形ドライバー
- Y字ドライバー
- ピンセット
- 棒状ヘラ
- 幅広ヘラ
- バッテリー用両面テープ×2枚
- ピック(薄手)
- ピック(厚手)
- 吸盤
- 輪ゴム
- マグネットシート
- 防水テープ
- 交換手順書
- 品質保証について
必要な工具は一通り揃っているので、これだけでバッテリー交換をすることができます。
初代iPhoneで購入した時と違って、マグネットシートが付属されています。
取り外したネジなどはこのマグネットシートに装着しておけば紛失することもないでしょう。
あとは先日購入した『Hyuduo 液晶画面オープニングプライヤー』も使っていきます。
iPhoneのバッテリー交換用に液晶画面オープニングプライヤーを購入する これまでiPhoneのバッテリー交換は、初代iPhoneSEとiPhone 6sの2回行っています。 [sitecard subtitle=関連記事 url=ht[…]
交換手順書は写真付きで詳細に説明されており、この手順に沿って進めていけばある程度大丈夫だと思います。
品実保証についてです。
iPhone 8 Plus のバッテリー交換作業を行う
それでは、iPhone 8 Plus のバッテリー交換を行っていきます。
なお、交換作業を行う前に静電気防止リストバンドなどで、静電気対策を行った方が良いでしょう。
筐体から液晶画面を外す
下側側面に小さな2本のネジで留められているので、星形ドライバーを使って2本のネジを外します。
ネジは付属のマグネットシート上に保管しておくと良いでしょう。
筐体と液晶画面部分は強力なテープで固定されています。
そのため付属の吸盤だけでは、筐体と液晶画面部分を外すのに手こずると思われます。
最初にテープをドライヤーで暖めて粘着率を低下させます。
ドライヤーを近い状態で熱を加えると、iPhone自体故障の原因になり兼ねないので、適度な間隔を持って2分程度暖める程度行います。
次に先日購入した『Hyuduo 液晶画面オープニングプライヤー』を使います。
しかし、これがなかなか開いてくれません。
根気よく何度も『Hyuduo 液晶画面オープニングプライヤー』を使い続けると、何とか筐体と液晶画面部分にかすき間が出来たので、そのすき間にピックを挟み込み筐体から液晶画面部分を剥がしていきます。
ピックは1枚でもOKですが、2枚以上使うと効率的でしょう。
注意する点としては、ピックを深く差し込むと内部の基板や爪が破損する可能性があるので、ピックの差し込み量は最小限にしておきます。
これで筐体から液晶画面部分を外すことができました。
コネクタを外して筐体と液晶画面部分を分離させる
基板(筐体側)と液晶画面部分は3本のコネクタで接続されているので、これらのコネクタを外す必要があります。
下側のプレートは、プラスドライバーを使って外していきます。
なお、下記の部分にドライバーを当てることで、ドライバーに磁気が帯びることができます。
そうすることで、ドライバーに磁力でネジを吸い付かせることができ作業性が向上します。
プレートを固定している4本のネジを外します。
このとき注意する点としては、1本のネジだけが長いサイズ、3本のネジは短いサイズとなっているので、元に戻す際にどのネジが使われていたかを把握しておく必要があります。
プレートを外すと2個のコネクタが現れるので、ヘラを使ってコネクタを持ち上げて外していきます。
上側のプレートは、Y字型ドライバーを使って外していきます。
プレートを固定している3本のネジを外します。
プレートを外すとコネクタが現れるので、ヘラを使ってコネクタをを持ち上げて外していきます。
これで筐体と液晶画面部分が分離することができました。
取り外したネジやプレートは、付属のマグネットシートに貼り付けておきましょう。
粘着物の除去
次に周りに付着している残った粘着物を除去していきます。
一通り粘着物を除去した後は、エタノールを使うと更に綺麗に除去することができるのでオススメです。
なお、このとき綿棒を使う場合は、固くて毛が抜けにくい綿棒を使うと良いでしょう。
粘着物が残っていると凸凹になってしまい防水性が低下してしまうので、できるだけ粘着物を残さず除去しておきましょう。
既存バッテリーの取り外し
既存のバッテリーを取り外していきます。
バッテリーの上下にある4箇所の黒いテープをヘラを使って剥がします。
その剥がしたテープを巻き取る形で引き抜きます。
もし途中でテープの引き抜きが失敗した場合は、付属のヘラ等を使って強引にバッテリーを持ち上げて外す必要があります。
ヘラ等を使って外す場合の注意点として、バッテリー中央には両面テープが無いので(下記画像の中央黒い部分)、その部分を避けて傷付けないようにバッテリーを外していく必要があります。
なお、参考に付属のバッテリー用両面テープの形状を確認すると良いでしょう。
iPhone 6や初代iPhone SEのバッテリーよりは、両面テープの面積が小さいので簡単に取り外すことができました。
新品バッテリーの取り付け
新しいバッテリーを取り付けます。
バッテリーに付属のバッテリー用両面テープを貼り付けます。
両面テープを剥がしてバッテリーを筐体に貼り付けます。
これで新しいバッテリーの取り付けが完了しました。
防水テープの貼り付け
周囲に防水テープを貼り付けるのですが、防水テープ自体細いので慎重に貼る必要があります。
もし失敗したらAmazon.co.jpで防水テープだけ販売されているので、そちらを購入するのが良いでしょう。
自分は付属の防水テープ貼り付けに失敗したため別途Amazon.co.jpで購入しました。
Amazon.co.jpで購入した防水テープは以下の製品になります。この防水テープは比較的貼りやすかったです。
組み立てて元に戻す
新しいバッテリーの取り付けと防水テープの貼り付けが完了したら、先程の外した逆の手順で組み立てていきます。
外したコネクタを取り付けて、プレートを固定します。
筐体と液晶部分を結合させます。
下側側面に小さな2本のネジで留めます。
最後に
これでバッテリー交換が完了しました。
ボタン付きの iPhone の場合のバッテリー交換は決して難しいことはなく、【筐体と液晶画面部分を外す時】【バッテリーを外す時】【防水テープを貼る時】の3箇所の作業時に注意すればバッテリー交換はできると思います。
これでバッテリーが新品になり iPhone 8 Plus が正常に使えるようになりました。