余剰品のiPhone 6s
次女がiPhone 6sからiPhone SE 第2世代に買い換えたことで、現在iPhone 6sが余っている状態です。
そこで自分が現在サブ機(Wi-Fi専用)として使っているiPhone SE 第1世代の代わりに、その余ったiPhone 6sを使おうかと検討中です。
iPhone 6sとiPhone SE 第1世代は性能的にほぼ同等ですが、ディスプレイが広くなるため操作し易くなるメリットがあります。
但し、外観やバッテリーなどのコンディションはiPhone SE 第1世代の方が良いので悩んでいる状態です。
特にiPhone 6sのバッテリーは安定しておらず、iPhone 6sを使うにあたってバッテリー交換が必須条件になります。
iPhone 6sの互換品バッテリーを購入する
先ずはAmazon.co.jpでiPhone 6sの互換品バッテリーを調べてみたところ、かなりの種類が販売されており相変わらずどれを購入して良いのか分かりません。
以前、iPhone SE 第1世代のバッテリーを互換品バッテリーに交換しています。
iPhone SEのバッテリーを互換バッテリーに交換する! 我が家のスマートフォンとタブレットの状況 現在の我が家のスマートフォンとタブレットの使用状況は、 自 分:docomo Fujitsu arrows NX F-01J([…]
そのiPhone SE 第1世代のバッテリーをAmazon.co.jpで購入して交換したときには、かなり満足できるバッテリーに当たったので同じメーカーのバッテリーを購入しようと考えたのですが、そのバッテリーには防水テープが付属しておらず別途購入する必要があります。
そこで今回は防水テープが付属しているiPhone 6sのバッテリーを購入してみました。
今回購入したiPhone 6sのバッテリーは、Shangvaが販売する『ElephantStory For iPhone 6S バッテリー 交換 大容量 2200mAh PSE 認証済 iphone 6s 交換用キット 互換 標準工具セット付き 日本語説明書付き』になります。
以下『ElephantStory For iPhone 6S バッテリー2200mAh』とします。
ElephantStory For iPhone 6S バッテリー2200mAh
この『ElephantStory For iPhone 6S バッテリー2200mAh』の仕様は、
- モデル:EPS-IP6S
- 容量:2200mAh
- 対応機種:全てiPhone 6s(Model:A1633/A1688/A1700)
- サイクル数:約800回
- 材質:リチウムイオンポリマー電池
- 標準電圧:3.82V
- 最大電圧:4.35V
- 認証:PSEマーク取得済
となります。
また、2年間の保証あると言うことです。
ElephantStory For iPhone 6S バッテリー2200mAhをチェックする
Amazon.co.jpから『ElephantStory For iPhone 6S バッテリー2200mAh』が届きました。
『ElephantStory For iPhone 6S バッテリー2200mAh』のパッケージになります。
次にパッケージ内容を確認していきます。
バッテリー本体です。
表面に重要なFCC、CE、PSEマークなどが印刷されています。
ドライバーです。
ドライバーは、プラスドライバーと★型のドライバーの2種類です。
ピンセットです。
防水テープを外したり、コネクタを外すために使用します。
スクレーパーです。
コネクタを外したり、バッテリーを強引に外すために使用します。
ピックです。
液晶パネルのケースを外すために使用します。
吸盤です。
液晶パネルを持ち上げるために使用します。
防水テープです。
バッテリーを固定するための両面テープです。
2セット付いているので、1度目は失敗しても大丈夫です。
取扱説明書です。
取扱説明書は英語と日本語の記載となっています。
内容は交換作業が詳細に書かれているのですが、小さいので正直見づらいです。
iPhone 6sのバッテリー交換
それでは実際にiPhone 6sのバッテリー交換を行っていきたいと思います。
先ずはLighting端子の左右にあるネジを取り外します。
ネジの取り外しには、付属のプラスドライバーを使用します。
次に付属の吸盤を使って液晶パネルを少しだけ浮かせます。
液晶パネルが少し浮いたら、その隙間に付属のピックを差し込みます。
後はピックを動かして液晶パネルを外していきます。
なお、付属のピックは結構厚みがあって使い難いので、もし薄手のピックを持っていればそちらを使った方が外しやすいと思います。
液晶パネル側ケースを180度に開いてしまうとケーブルを破損する可能性があるので、液晶パネル側ケースの開き角度は90度ぐらいまでにしておきます。
次にバッテリーをフリーな状態にするためにバッテリーのコネクタを外します。
その際に注意する点として、シルバーのパネルはネジで固定されており、そのネジのサイズ(長さ)がそれぞれ違うためどの部分のネジであるかを記憶しておく必要があります。
先ずは下側のシルバーのパネルを固定しているネジ2本を外していきます。
ネジを外すには付属の★型ドライバーを使います。
2本のネジを外してシルバーのカバーを取り外し、付属のピンセットやスクレーパーなどを使ってコネクタを破損させないように慎重に外していきます。
コネクタを外したことでバッテリーがフリーな状態になりました。
次に上側のシルバーのパネルを固定しているネジ4本を外していきます。
なお、この部分はバッテリーを交換する上で外す必要はないのですが、液晶パネル側ケースが邪魔になるのとケーブルが万一破損するのを防ぐために外しておきます。
シルバーのパネルを外すとコネクタが3本現れます。
それぞれのコネクタを付属のピンセットがスクレーパーなどを使ってコネクタを破損させないように1本ずつ慎重に外していきます。
以上で合計4箇所のコネクタを外し、液晶パネル側ケースとバッテリー側ケースが分離することができました。
バッテリーは両面テープでケースに固定されています。
iPhoneのバッテリー交換を行う際の一番の難関は、このバッテリーをケースから外すことでしょう。
○で囲まれた部分が両面テープの端になるので、通常この部分をゆっくりと引っ張って両面テープ外すのですが、大抵は途中で両面テープが切れてしまうと思います。
そう言った場合は、付属のスクレーパーを使って強引にバッテリーとケースを剥がしていく必要があります。
但し、ここで注意する点としてはバッテリーが変形するとバッテリー内部で化学反応が起こり、熱を発したり最悪発火する可能性が有るのでかなり注意が必要です。
今回もケースからバッテリーを外す際に、バッテリーが変形してしまい発熱が発生してしまいました。
バッテリーが発熱した際には、バッテリーを外などの安全なところに置いて見守りましょう。
通常、バッテリーの発熱はしばらくすると無くなると思います。
バッテリーが外れました。
バッテリーを取り外すことができたら、付属の両面テープを新品のバッテリーの裏に取り付けてケースに貼り付けます。
その際、次回バッテリー交換するために両面テープを取り外しように若干上から見えるようにしておきましょう。
次に防水テープを貼っていくのですが、以前の防水テープが残っていると防水テープの機能が低下してしまいます。
ここは液晶パネル側ケースとバッテリー側ケースに残っている古い防水テープを除去していきます。
その際には先の尖ったピンセットを使うと便利です。
更に消毒用エタノールなど使って、防水テープが貼られていたケースの部分を綺麗にしておくと良いでしょう。
防水テープはこのような位置決めで貼り付けていきます(この部分は取扱説明書になぜか記載されていません)。
防水テープの貼り付けが終わった後は、取り外したのと逆の手順で進めて行きます。
あとは液晶パネル側ケースとバッテリー側ケースを組み合わせて、Lighting端子の左右のネジも忘れずに取り付けて完了です。
以上でiPhone 6sのバッテリー交換が完了しました。
iPhone 6sバッテリー交換後のチェック
iPhone 6sのバッテリーの状態画面で確認すると、最大容量100%になっています。
先ずは交換したバッテリーに劣化は無く正常に交換することができたと言うことになります。
最後に
それからしばらく使ってみたのですが、気になる事がありました。
iPhone 6sの電源が入っている状態で、全く使っていないとバッテリーの減りはほとんど無く良好です。
しかし、パズドラなどのアプリを動かすと結構な勢いでバッテリー残量のパーセンテージが下がっていくのが気になります。
この件についてはサポートに連絡して確認してみました。
サポートの指示としては、最初の充電は0から100%までを完全に充電する必要が有ると言うことでした。
具体的にはバッテリーが20%低下したあと次は98%まで充電し、その作業を3~5回繰り返すことでバッテリーの充電と使用を調整するとのことです
なお、その際の充電中にiPhone 6sを使用しないでとのことでした。
上記作業を5回程行ってみたのですが、そこまで使用中のバッテリー残量低下に対して効果は無く変わらないのと言うのが正直なところです。
その後もサポートとやり取りを行いましたが最終的な解決には至らずしばらくはこのまま使って、そのうち以前iPhone SE 第1世代で交換した「DIGIFORCE for iPhone 6s バッテリー 互換 PSEマーク表示 説明書 工具付 T2」の互換品バッテリーを購入したいと思います。
また、サポートの対応も一方的で尚且つこちらのことが理解できているのか半信半疑であり、サポートとのやりとりで逆にストレスが増える結果となりました。
と言うことで、結論としては、このShangvaが販売する『ElephantStory For iPhone 6S バッテリー 交換 大容量 2200mAh PSE 認証済 iphone 6s 交換用キット 互換 標準工具セット付き 日本語説明書付き』はお薦めしません。