【 レビュー】AIRSOMBAR サウンドバー BT103
この度『2.2 CH サウンドバー HDMI ARC簡単接続 横置き/縦置き/壁掛け可能 デュアルオーディオ内蔵 Bluetooth 5.0 /USB/光コネクタ/同軸/AUX/RCA対応 臨場感PC/TV/電話/プロジェクター/DVDプレーヤー/スイッチ用』をご提供頂いたので、レビュー記事を作成掲載しました。
以下、『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』とします。
Amazon.co.jpの『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』ページから商品説明を抜粋すると、
- 【2.2ch】2インチ×2ツィーター/2.25インチ×2ウーファーの構成になっています。左右に一筐体ずつのスピーカーに加え、重低音専用のサブウーファーを組み合わせたシステムです。2.1chを超えるサウンドを実現しました。
- 【安定した高音+深みのある重低音】 高音部スピーカーは、15+15=30Wの出力で聞き取りやすい明瞭な音声が楽しめます。低音部を受け持つサブウーファーを.贅沢に2つ内蔵。20+20=40Wの出力で臨場感のあるエレガントなサウンドを演出します。
- 【あらゆるデバイスと接続】プロジェクター, TV, PC, iphone, iPad, DVDプレーヤー, ゲームなどのデバイスとサウンドバーを接続して、サウンドをグレードアップ。
- 【低音・高音別に音量調節可能+10種類の再生モード】音声信号の周波数特性を変更できる、イコライザ設定機能搭載。様々なシチュエーションに合わせてサウンドを自分好みにカスタマイズできます。DSP内蔵で、10種類のEQモードを切り替えることができます
- 【横置き、縦置き、壁掛け可能】サウンドバーとしても、テレビの左右においてタワースピーカーとしても使えるスプリットデザインのサウンドバースピーカーです。 お部屋の雰囲気に合わせお使いいただけます。
となっています。
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』の仕様は、次の通りです。
AIRSOMBAR サウンドバー BT103 仕様 | |
ブランド名 | AIRSOMBAR |
スピーカータイプ | サウンドバー |
型式モデル | BT103 |
搭載スピーカー | 2インチ フルレンジスピーカー×2個 (15W+15W=30W) 2.25インチ ウーファー×2個 (20W+20W=40W) |
組立方式 | ウォールマウント |
サラウンドサウンドチャンネルの設定 | 2.2 チャンネル(2.1 チャンネル) |
電源 | 電源アダプターコード式 |
入力電源 | 100~240V AC, 1.0A |
入力&出力 | HDMI ARC |
Aux | |
光ファイバー | |
同軸 | |
Bluetooth, USB(Bluetoothセクション) | |
Bluetoothバージョン 5.0 | |
Bluetooth通信距離:10mまで | |
サイズ | 横幅83.5cm×高さ7.5cm×奥行き10.5cm |
重量 | 2.20kg |
AIRSOMBAR サウンドバー BT103 パッケージ
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』のパッケージです。
イコライザーと音符のイラストが描かれたスピーカー製品らしいパッケージデザインとなっています。
そして、サウンドバーの製品でありながら予想していたものよりもかなりコンパクトなパッケージでした。
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』を開封していきます。
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』のパッケージ内容は、
- サウンドバー本体
- リモコン
- デスクトップスペーサー
- DCアダプター
- ロングオーディオラインケーブル
- ショートオーディオラインケーブル
- HDMI ケーブル(ARC)
- 同軸デジタルオーディオケーブル
- AUXオーディオケーブル
- AUX to RCA オーディオケーブル
- 光ケーブル
- クッションシート
- 壁掛け取付け用ネジ
- 取扱説明書
となります。
使用するにあたってリモコンで使う単4電池が2本別途必要となります。
取扱説明書は日本語専用となっており、説明も丁寧に記載されているため安心して使うことができるでしょう。
AIRSOMBAR サウンドバー BT103をチェックする
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』をチェックしていきます。
サウンドバー本体
パッケージから取り出したサウンドバーは2本有ります。
これは『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』のスタイルとして一体式/分離式の2パターンとなっており、そのためサウンドバーが2本有ると言う訳です。
サウンドバー右側
先ずは右側のサウンドバーからチェックしていきます。
右側のサウンドバーのサイズを計測したところ横幅約420mm×奥行き約90mm×高さ約70mm、重量は約1.1kgでした。
サウンドバーの左側端に4個のボタンが備わっており、上から【音量+/曲送りボタン】【音量-/曲戻しボタン】【一時停止/再生ボタン】【電源/入力切替ボタン】となります。
デスクトップスペーサー及び左側のサウンドバー取り付け面です。
背面側です。背面側の出っ張った四角い部分は壁掛け固定部で、壁に取り付けるためのものです。
端子類については、
- USB端子
- COAXIAL(同軸デジタル端子)
- OPTICAL端子(光デジタル端子)
- 3.5mm AUX(フォーン端子)
- DC IN(電源ケーブル端子)
- HDMI(ARC)(HDMI ARC対応端子)
- SW OUT(RCA端子)※左右のサウンドバー接続用端子
- L OUT(RCA端子)※左右のサウンドバー接続用端子
となります。
底面です。
サウンドバー左側
次に左側のサウンドバーをチェックします。
左側のサウンドバーのサイズを計測したところ横幅約407mm×奥行き約90mm×高さ約70mm、重量は約1.04kgでした。
背面側です。背面側の出っ張った四角い部分は壁掛け固定部で、壁に取り付けるためのものです。
端子類については、
- L IN(RCA端子)※左右のサウンドバー接続用端子
- SW IN(RCA端子)※左右のサウンドバー接続用端子
となります。
デスクトップスペーサー及び右側のサウンドバー取り付け面です。
この左側のサウンドバーは、右側のサウンドバーと比較すると操作ボタンが無く端子類が少ない分スッキリとしています。
デスクトップスペーサー
次にデスクトップスペーサーです。
デスクトップスペーサーは、サウンドバーを縦置きに設置する場合、サウンドバーの底面に取り付けるためのアイテムです。
DCアダプター
付属の電源アダプターです。
電源アダプターで、サイズは横約67mm×縦約67mm×幅約3mm、重量は約174gとなります。
ケーブルの長さは約140cmです。
オーディオラインケーブル
付属のオーディオラインケーブルです。
このオーディオラインケーブルは、右側のサウンドバーと左側のスタンドバーを接続するためのケーブルで、ロングタイプとショートタイプの2種類があります。
ロングタイプのオーディオラインケーブルの長さは約190cmです。
同軸デジタルオーディオケーブル
付属の同軸デジタルオーディオケーブルです。
長さは約150cmです。
AUXオーディオケーブル
付属のAUXオーディオケーブルです。
長さは約120cmです。
AUX to RCA オーディオケーブル
付属のAUX to RCA オーディオケーブルです。
長さは約150cmです。
光デジタルケーブル
付属の光デジタルケーブルです。
長さは約145cmです。
HDMI ケーブル(ARC)
付属のHDMI ケーブル(ARC)です。
長さは約140cmです。
リモコン
付属のリモンです。使用するには単4電池が別途必要になります。
AIRSOMBAR サウンドバー BT103の設置について
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』のスタイルは、一体式と分離式の2パターンあります。
組み合わせる機器や設置場所に対して臨機応変に対応できるコンセプトのサウンドバーとなっています。
一体式 横置きサウンドバースタイル
一体式は「横置きスタイルのサウンドバー」となります。
左右のスピーカーを結合するのは至って簡単です。
2つのサウンドバーの底面にある凹凸を組み合わせて固定するだけで、ドライバーなどの工具は一切必要ありません。
これで、長さ約830mmの迫力有る「横置きスタイルのサウンドバー」となります。
左側と右側のサウンドバー結合箇所も特に違和感が無く、正しく一体式のサウンドバーです。
一体式の場合は、ショートタイプのオーディオラインケーブルを使って左右のサウンドバーを接続します。
横置きスタイルのサウンドバーの場合、付属の壁掛け取付け用ネジを使って壁に取り付けることも可能となっています。
分離式 縦置きサウンドバースタイル
分離式は「縦置きのサウンドバースタイル」となります。
それぞれのサウンドバーの底面にデスクトップスペーサーを取り付けます。
この「縦置きのサウンドバースタイル」の場合は、ロングタイプのオーディオラインケーブルを使って左右のサウンドバーを接続します。
機器との接続方法
次にTVなどの機器と『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』との接続方法についてチェックしていきます。
接続方法の優先順位としては、
- TVなどの機器にARC対応のHDMI端子がある場合は、HDMI(ARC)ケーブルで接続
- TVなどの機器にOPTICAL端子がある場合は、光デジタルケーブルで接続
- TVなどの機器にCOAXIAL端子がある場合は、同軸デジタルオーディオケーブルで接続
- TVなどの機器にAUX端子がある場合は、AUXオーディオケーブルで接続
- TVなどの機器にアナログオーディオ端子がある場合は、AUX to RCA オーディオケーブルで接続
となります。
また、それらに加えてBluetooth接続も可能となっており、全6種類の接続方法があります。
これらの豊富な接続方法により、昔のアナログオーディオ端子しかないTVから最新のARC対応のHDMI端子が搭載されているTVまで接続することができる万能タイプなサウンドバーです。
AIRSOMBAR サウンドバー BT103を設置する
リビングに設置している「LG 55型 4Kチューナー内蔵 液晶 テレビ 55UN8100PJA」に、『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』をセットしてみました。
一体式 横置きサウンドバースタイルの設置
最初に「一体式 横置きサウンドバースタイル」での設置です。
この「LG 55型 4Kチューナー内蔵 液晶 テレビ 55UN8100PJA」にはARC対応のHDMI端子が有るので、1番目の接続方法の優先順位であるHDMI(ARC)ケーブルで接続しました。
あとは電源ケーブルを接続して設置完了です。
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』の電源が切れている場合は、赤色のLEDインジケーターが「:」に表示されます。
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』の電源が入っている場合は、LEDインジケーターが接続方法に表示されます(この場合HDMI ARC)。
設置に関しては至って簡単でした。
TV前面にサウンドバーが有るのと無いのでは、良い意味でかなり雰囲気が違ってきます。
分離式 縦置きサウンドバースタイルの設置
次に「分離式 縦置きサウンドバースタイル」で設置してみました。
こちらは左右に設置する分、間が開くため配線が若干面倒ですが、それでも簡単に設置することができました。
分離式 縦置きサウンドバースタイルの場合も、良い感じになります。
AIRSOMBAR サウンドバー BT103を使ってみる!
操作は主にリモコンで行います。
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』の中央左側にLEDインジケーターが備わっており、リモコンで操作すると今どのような設定なのか分かるようになっています。
リモコンの【MODE】ボタンを押す毎に、LEDインジケーターが「AUX(AUXオーディオ)」→「OPt(光デジタルケーブル)」→「COA(同軸デジタルオーディオ)」→「Arc(HDMI(ARC))→「bt(Bluetooth)」と表示され、接続が切り替わります。
サウンド設定として、リモコンの【trebleボタン】で高音を+10~-10の範囲で、【bassボタン】で低音を0~10の範囲で設定することが可能です。
【Dsp】ボタンを押す毎に、「CLAS(クラシックミュージック)」→「rOC(ロックミュージック)」→「POP(ポップミュージック)」→「JAZZ(ジャズミュージック)」→「LIVE(ライブミュージック)」→「CLUb(クラブミュージック)」→「dAnc(ダンスミュージック)」→「HALL(ホールミュージック)」→「SOFt(ソフト設定)」→「FLAt(フラット設定)」と表示され、エフェクトを設定することができます。
更に【3D】ボタンを押すことで、臨場感有る3D立体環境サウンドに設定することも可能です。
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』は、サウンドバー端にそれぞれ15Wの2インチスピーカーと20Wの2.25インチサブウーファーが組み込まれています。
この手のサウンドバーは、スピーカー2個、ウーファー1個と言う構成が多く、『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』の場合ウーファー2個備わっていることが特徴となっています。
実際に聴いてみた感想ですが、先ずは音声がハッキリと伝わってきて聴くのが楽になります。
これは音声が聴き取りにくいお年寄りにはピッタリだと感じました。
音楽については、臨場感のある迫力の有るサウンドを奏でてくれます。
次に映画を鑑賞してみたのですが、臨場感が出てより迫力を感じられ映画に夢中になること受け合いです!
実際家族にも色々なソースで体験して貰ったのですが至って高評価でした。
と言うことで、TVのサウンドをグレードアップすることができ、様々なシチュエーションに合わせてサウンドを自分好みにカスタマイズできる音響快適向上サウンドバーと言ったところでしょうか。
なお、「一体式 横置きサウンドバースタイル」と「分離式 縦置きサウンドバースタイル」で確認したのですが、特に大きな違いは感じられませんでした。
それでも「分離式 縦置きサウンドバースタイル」の方が若干臨場感が有るような感じでした。
ARC対応のHDMI端子にHDMI(ARC)ケーブルで接続すると、TVのリモコンで音量を調整することができ、TVの電源を入れると『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』の電源が自動で入り、TVの電源を切ると『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』の電源が自動で切れるので、『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』の存在を気にすること無く良い音を堪能することができます。
ただスペース的にも見た目的にも「横置きのサウンドバースタイル」の長さ約830mmと言うのは設置しているだけで迫力があります。
「分離式 縦置きサウンドバースタイル」はサウンドバーが半分ずつになり見た目が普通の縦長スピーカーになるので、組み合わせるTV等の機器に溶け込むように設置したい場合にピッタリでしょう。
Bluetooth接続で視聴してみましたが、音の延滞を確認することはありませんでした。
パソコン用スピーカーとして設置する
「分離式 縦置きサウンドバースタイル」でPCデスク上に設置してみました。
スピーカーの位置が丁度頭(耳)の位置に来るようになり、パソコン用のスピーカーとしても十分に活躍することができます。
パソコンと光デジタルケーブル1本で接続できるのも良いですね。
また、Bluetoothなどの複数の接続方法が準備されているので、複数台のパソコンに対してこの『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』1台で音出力出来て便利です。
最後に
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』を導入することで、手軽に素晴らしいホームエンターテイメントを体験することが出来ます。
「一体式 横置きサウンドバースタイル」と「分離式 縦置きサウンドバースタイル」を選ぶことができ、昔のTVまで対応できるのは素晴らしいです。
しかも9,000円以下で購入することができコストパフォーマンスが良く、手軽にサウンドバーを導入することが出来ます。
本編では触れなかったのですが『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』は、USB端子にUSBメモリを差し込んで音楽を再生することができるメディアプレーヤーとしても使うことができます。
USBメモリは2.0、3.0規格の最大128GBに対応し、オーディオ形式はAPE, FLAC, WMA, WAV, MP3, M4Aオーディオに対応しています。
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』の背面側と言うことで、USBメモリを差し込みにくい場合は、USB延長ケーブルを差し込んでおけば良いでしょう。
『AIRSOMBAR サウンドバー BT103』は、自宅を手軽にホームエンターテイメントにして、音楽に満たされた生活空間にすることができます。
特にサイズの大きいTVで、10万円以下の低価格TVや古いTVに組み合わせて使うと効果抜群でしょう。