洗面台のトラブル発生
我が家の洗面所の洗面台でトラブル発生です。
そのトラブル内容は、洗面台の水を出すレバーから水漏れが発生している状況です。
流石に20年近く経過すると水回りも色々とトラブル発生してしまいます。
水漏れの量は少量だったのでしばらく放置していたのですが、流石になんとかしないといけないと言うことでDIYで直してみることにしました。
水漏れ対応の修理について
我が家の洗面台シャワー部分のメーカーと型式を調べると『KVK シングルレバー式洗髪シャワー KF803A』でした。
水漏れの原因を調べてみるとレバーハンドルに組み込まれているカートリッジの劣化により水漏れが発生するとのことで、このカートリッジを交換することで水漏れは直るそうです。
早速『KVK シングルレバー式洗髪シャワー KF803A』に対応のカートリッジを探してみると『KVK PZKM110A シングルレバーカートリッジ(上げ吐水用)』が対応品と言うことで、Amazon.co.jpで注文することにしました。
また、レバーハンドルを解体するために専用治具が必要とのことで、『KVK PG26 台付1ツ穴シングルレバーカートリッジ取り外し工具(パック有)』もあわせて注文しておきました。
交換部品と必要工具
Amazon.co.jpから『KVK PZKM110A シングルレバーカートリッジ(上げ吐水用)』と『KVK PG26 台付1ツ穴シングルレバーカートリッジ取り外し工具(パック有)』が到着です。
先ずは『KVK PZKM110A シングルレバーカートリッジ(上げ吐水用)』から確認しておきます。
これがカートリッジ本体になります。
交換手順についてはパッケージ裏に記載されています。
付属品として「ゆるみ防止ビス」と「位置合わせシール」が付属しています。
あわせて購入した専用治具の『KVK PG26 台付1ツ穴シングルレバーカートリッジ取り外し工具(パック有)』です。
今回しか使わないような気がするのですが、価格も高くないのでOKでしょう。
その他に必要な道具として、プレイヤー、プラスドライバー、マイナスドライバーを用意しておきます。
カートリッジ交換作業
それでは実際に作業を開始していきます。
まずは洗面台の下にある止水弁を絞って水が出ないようにします。
レバーの部分は、レバー、固定ナット、本体と言う3点構成になっており、固定ナットの内部に今回交換するカートリッジが収納されています。
レバーを取り外すためにレバー上部のカバーを外す必要があります。
カバーの取り外し方法は小さめなマイナスドライバー等を使って力でこじ開けます。
カバーを取り外しと、プラスネジが現れるのでプラスドライバーを使って取り外しします。
我が家の洗面所は、レバーの真上に棚があるため通常のプラスドライバーが使えないので、用意しておいたオフセットドライバーを使ってネジを外します。
付属の「位置合わせシール」で固定ナットと本体のつなぎ目に貼り付けておきます。
『KVK PG26 台付1ツ穴シングルレバーカートリッジ取り外し工具(パック有)』を使います。
本体後方にある穴に『KVK PG26 台付1ツ穴シングルレバーカートリッジ取り外し工具(パック有)』を差し込みます。
プレイヤーを使って本体から固定ナットを外します。
写真を取り忘れたので、イラストでこのように取り外します。
しかし、ここで問題発生!
いくらプライヤに力を加えても固定ナットがビクともしません。
二人掛かりで外そうとしてもダメでした。
諦めかけていたときに本体と固定ナットを金属のハンマーでキズが付かない程度に数回叩いた後、再びプライヤーで使って固定ナットを回してみたところあっさりと簡単に外れてしまいました。
これで固定ナットが外れてカートリッジを取り外すことができました。
新しいカートリッジを本体の上に載せます。
上部のOリングは元々無い場合は必要無いので外す必要があります。
固定ナットを取り付けてプライヤーで締めます。
レバーを取り付けてネジを留めてカバーを閉めて完了です。
最後に
固定ナットが固くて外れなかったときはどうしようかと思ったのですが、それ以外は順調で作業的には難しくありません。
また、レバーや固定ナットも保守部品としてまだ手に入れることが出来るので、何か有っても何とかなるでしょう。
今回のカートリッジ交換で、もうしばらくは使えそうです。