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コンパクトデジタルカメラ Canon PowerShot SX700 HS
2014年3月に購入した愛用のコンパクトデジタルカメラ「Canon PowerShot SX700 HS」。
この「Canon PowerShot SX700 HS」は、丁度家族旅行に行くタイミングで携帯しやすくコンパクトで高ズーム機能搭載のコンパクトデジタルカメラとして購入しました。
その後は家族のイベントやブログに掲載するための写真撮影に約8年間「Canon PowerShot SX700 HS」をほぼ毎日使ってきました。
しかし、この8年間酷使し過ぎたせいか最近かなり調子が悪くなってきました。
特に液晶表示の色合いがおかしく(液晶表示の周囲が黒くなり、白が白では無く黄色掛かった色合いと)なっているため、PCにデータを転送してディスプレイで確認するまでどのような色合いで映っているのか分からない状態です。
撮影した画像は、PhotoshopやPhotoImpactなどの画像ツールを使って色合いを修正してきました。
と言うことで、約8年間「Canon PowerShot SX700 HS」を酷使して使ってきたので、そろそろ買い替えたいと思います。
コンパクトデジタルカメラを買い替える!
コンパクトデジタルカメラはご存じの通りスマートフォンの普及によりほとんど売れておらず最近は新製品もほとんど発売されていません。
しかも、既存の発売されているコンパクトデジタルカメラは軒並み価格が上昇している状況です。
そのような状況のため自分的にも今更コンパクトデジタルカメラを購入する気が正直起こらないのですが、コンパクトデジタルカメラが無いとブログに掲載するための写真を撮影することが出来ないので自分にとってどうしても必要なガジェットアイテムの1つです。
しかも、撮影対象がブログに掲載するための小物品ばかりの現状で、価格が高いミラーレス一眼レフカメラに移行する気が起こりません。
と言うことで、今回は出来るだけ安いコンパクトデジタルカメラを購入したいと思います。
自分がコンパクトデジタルカメラの求める条件としては、ブログに掲載するための小物品の写真を主に撮影するので、マクロ機能(1cmマクロ)が必須になります。
狙い目は「OLYMPUS Tough TG-6」で、自分が以前チェックしていたときに45,000円程度で販売されていたのですが、今は1万円以上も価格が上昇しており5万円以下で購入することが出来ない状態となっています。
過去の安い価格を知っている状況では、なかなか手が出ないところです。
その他にコンパクトデジタルカメラを色々と物色してみたところ、Amazon.co.jpで『Panasonic LUMIX DC-TZ90』が7月9日時点36,267円で販売されていました。
しかし、Amazon.co.jpでの説明では【一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。】となっており、注文してもいつ届くか分からず注文がキャンセルされる可能性もあります。
それでも『Panasonic LUMIX DC-TZ90』が36,267円とかなり安い価格なので、ダメ元で注文だけ入れておくことにしました。
注文後、【一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。】のままで、直ぐに価格が36,267円から44,800円に跳ね上がってしましました。
これは良いタイミングで注文できたと思ったのですが、逆にキャンセルされる可能性も高まったので諦めかけていました。
しかし、納期を知らせるなどの前触れも無く7月29日にAmazon.co.jpから商品が発送されたとの連絡があり、翌日7月30日に『Panasonic LUMIX DC-TZ90』が到着しました!
奇跡的に新品の『Panasonic LUMIX DC-TZ90』を36,267円で手に入れることが出来ました!
Panasonic LUMIX DC-TZ90について
コンパクトデジタルカメラ『Panasonic LUMIX DC-TZ90』の発売日は、2017年6月15日になります。
2019年4月15日に『Panasonic LUMIX DC-TZ90』後継機である「Panasonic LUMIX DC-TZ95」が発売されているため1つ古い型式になります。
『Panasonic LUMIX DC-TZ90』と「Panasonic LUMIX DC-TZ95」はデザインはほぼ一緒なのですが、『Panasonic LUMIX DC-TZ90』の方が高さ約1.5mm、幅0.4mm、重量5g程若干コンパクトになっています。
機能的には「Panasonic LUMIX DC-TZ95」はファインダーの性能が向上し「ズームパック機能」「4Kフォト機能」「Bluetooth機能」が追加されています。
『Panasonic LUMIX DC-TZ90』と「Panasonic LUMIX DC-TZ95」は、画質や使い勝手は同じなので特に拘る必要も無いでしょう。
以下、『Panasonic LUMIX DC-TZ90』と「Panasonic LUMIX DC-TZ95」の相違点についてです。
Panasonic LUMIX DC-TZ90 / Panasonic LUMIX DC-TZ95 相違点 | ||
Panasonic LUMIX DC-TZ90 | Panasonic LUMIX DC-TZ95 | |
発売日 | 2017年06月15日 | 2019年04月25日 |
連続撮影可能コマ数 | RAW/RAW+JPEG:10コマ以上、JPEG:31コマ以上 | RAW/RAW+JPEG:26コマ以上、JPEG:100コマ以上 |
ファインダー | カラー液晶 LVF 0.2型(117万ドット / 視野率100% / 倍率0.46倍相当[2.59倍]) | カラー液晶 0.21型(233万ドット / 視野率100% / 倍率0.53倍相当) |
撮影枚数 | EVF:250枚、LCD:380枚 | EVF:250枚、eco30fps EVF:340枚、LCD:380枚 |
4Kフォトの追加機能 | 無し | 軌跡合成、オートマーキング、広角4Kセルフィー(15コマ/秒) |
Bluetooth | 無し | Bluetooth 4.2 |
サイズ | 幅112mm×高さ67mm×奥行き41.2mm | 幅112mm×高さ68.8mm×奥行き41.6mm |
重量 | 280g(総重量 322g) | 286g(総重量 328g) |
カラーラインナップ | ブラック、シルバー | ブラック、ホワイト |
『Panasonic LUMIX DC-TZ90』の製品仕様を記載するとかなり長くなるので、こちらをご確認下さい。
180度チルト対応タッチパネルモニター&4Kを搭載。光学30倍ズーム 高倍率コンパクトカメラ。パナソニックのデジタルカメ…
Panasonic LUMIX DC-TZ90 パッケージについて
『Panasonic LUMIX DC-TZ90』のパッケージです。
パッケージ内容は、
- デジタルカメラ本体
- バッテリーパック
- ACアダプター(USBタイプ)
- USB接続ケーブル
- ハンドストラップ
- 取扱説明書
- 4K PHOTO かんたんガイド
- お知らせ(ファームウェアアップデートについて、機能の提供終了に関するお知らせ、企業名変更について)
- 安全上の注意
となります。
流石にPanasonic製デジタルカメラLUMIXシリーズと言うことも有って、取扱説明書類はしっかりと書かれています。
なお、付属ソフトとして「PHOTOfunSTUDIO 9.9 PE」「SILKYPIX Developer Studio SE」「LoiLoScope -体験版-」の3種類のソフトが付いていますが、特に使う予定はありません。
Panasonic LUMIX DC-TZ90をチェックする!
今回購入したコンパクトデジタルカメラ『Panasonic LUMIX DC-TZ90』です。
この『Panasonic LUMIX DC-TZ90』には、ブラックとシルバーの2カラーがラインナップされており、今回自分が購入した『Panasonic LUMIX DC-TZ90』はシルバー(DC-TZ90-S)になります。
シルバーは上部がブラック、それ以外の部分がシルバーの2トーンカラー仕様となっています。
シルバーと言ってもかなり濃いシルバーなので、そこまでのシルバー感は感じられません。
価格とマクロ機能の有無だけ確認してサイズなど特に調べずに急いで注文したのですが、意外と大きいボディでしっかりとしたコンパクトデジタルカメラでした。
筐体は角張っており、見方によっては本格的なデジタルカメラにも見えなくもありません。
操作系は右側に配置されており、スムーズに操作することが可能となっています。
これまで使っていたコンパクトデジタルカメラ「Canon PowerShot SX700 HS」と比較してみました。
「Canon PowerShot SX700 HS」よりも『Panasonic LUMIX DC-TZ90』の方が大きいです。
そのため「Canon PowerShot SX700 HS」で使っていたカメラケースに収納することが出来ないので、新たにカメラケースを購入する必要があります。
使い勝手の問題として、充電の際にUSBアダプターにUSBケーブルをセットし、『Panasonic LUMIX DC-TZ90』本体サイド側のキャップを開けてUSBケーブルを接続するのが結構面倒です。
純正のバッテリー充電器は別売りとなっており価格も高いので、安い互換品のバッテリー充電器を購入して対応したいと思います。
バッテリーパックは「Panasonic LUMIX DC-TZ95」と同じ品番の「DMW-BLG10」を使用します。
長めのハンドストラップが付属しています。
Panasonicのコンパクトデジタルカメラには昔からこのデザインのハンドストラップが付属しています。
少し使ってみた印象ですが、かなりレスポンス良く気持ちよく撮影することが出来ています。
メニュー操作に関しても、操作した最後のメニュー項目が記憶されるので、再度メニュー画面に行ってもリセットが掛かること無く最後のメニュー項目が表示されて地味に便利です。
撮影に関しては、これまでコンパクトデジタルカメラは色々と使ってきたのですが、『Panasonic LUMIX DC-TZ90』は多くのシチュエーションの中で色の再現が見事に一致しお陰で撮影が楽になりました。
撮影、操作性、機能性などスマートフォンと比べるとやはり使いやすく、まだまだスマートフォンとコンパクトデジタルカメラでは差があると感じました。
撮影していると時々モニターが真っ黒になるので初期故障!?と思ってしまったのですが、単純に「フェンダー / モニター自動切替」に設定されていたためで【LVF】ボタンで「モニター表示」に設定し直したら改善されました。
また、「Canon PowerShot SX700 HS」ではPhotoshopやPhotoImpactの画像ツールで色合いに補正を掛けていたのですが、『Panasonic LUMIX DC-TZ90』で撮影した画像はほとんど修正することなくブログに掲載することが出来るようになりました。
撮影
『Panasonic LUMIX DC-TZ90』で実家の庭を撮影してきました。
下記4枚の画像についてはPhotoshopでサイズ調整のみ行い「TinyPNG」で圧縮しました。補正等は行っていません。
なお、被写体や撮影状況に合わせてカメラが最適な設定を行うカメラおまかせの【iA】モードで撮影しました。
最後に
正直価格とマクロ機能の有無で急きょ購入を決めたコンパクトデジタルカメラ『Panasonic LUMIX DC-TZ90』ですが、意外と格好いいコンパクトデジタルカメラで気に入りました。
今後はこの『Panasonic LUMIX DC-TZ90』を使って、ブログに掲載する写真を撮影していきます。
「Canon PowerShot SX700 HS」には無かった180度 チルト式タッチモニターやタッチパネルで、よりガジェットなどの小物品を撮影し易くなりそうです。
久々にSONY DSC-V1以来のファインダー付きコンパクトデジタルカメラなので、余裕が出来たら色々と撮影を楽しみたいと思います。
そして、コンパクトデジタルカメラ市場はピーク時の約3%まで縮小しており、Panasonicもコンパクトデジタルカメラの事業を縮小すると言うことで、LUMIXブランドの低価格機種の開発は停止されました。
従って、低価格なコンパクトデジタルカメラは今発売されている『Panasonic LUMIX DC-TZ90』『Panasonic LUMIX DC-TZ95』までとなります。
これもスマートフォンが大きく普及している影響で致し方ないところですが、コンパクトデジタルカメラ好きな自分にとっては少し寂しいところです。
自分は使い勝手の良いコンパクトデジタルカメラで十分だと感じました!