【レビューPR】ワイヤレスイヤホン SOUNDPEATS Engine 4
この度、SOUNDPEATS社より2023年6月27日(火)に発売されたばかりのワイヤレスイヤホン『SOUNDPEATS Engine 4』をご提供頂きましたので、レビュー記事を作成してみました。
今回作成しましたワイヤレスイヤホン『SOUNDPEATS Engine 4』のレビュー記事が、ワイヤレスイヤホンの導入をご検討している方に少しでもお役に立てれば幸いです。
SOUNDPEATSについて
SOUNDPEATSは、中国・深センに拠点を構えるイヤホン専門ブランドとして約10年、上質な音とコスパの良さを追い続けてきている企業です。
主力製品のワイヤレスイヤホンを中心にスマートウォッチも販売されており、世界各国のインターネット通販でヒットモデルを量産されています。
VGP2021では「TrueAir2」がECコスパ大賞および部門金賞を、VGP2021 SUMMERでは「Sonic Pro」がコスパ大賞および部門金賞を受賞しており、日本においてもSOUNDPEATSの知名度は広がっています。
SOUNDPEATS JAPANのオフィシャルサイトです。
SOUNDPEATS(サウンドピーツ)は「Sound for Urban Sports」をブランドコンセプトとし、皆様に…
その他にもSOUNDPEATS JAPANのSNSとして、Twitter、Instagaram が運営されています。
SOUNDPEATS Engine 4について
『SOUNDPEATS Engine 4』は、2023年6月27日(火)に発売されたばかりの独自開発のクロスオーバー技術を採用した同軸デュアルダイナミックドライバー搭載完全ワイヤレスイヤホンです。
『SOUNDPEATS Engine 4』の特徴は、
- 同軸・デュアルダイナミック型ドライバー
- SOUNDPEATS 独自開発のクロスオーバー技術
- これまでになかったハイレゾ高音質新体験
- 音楽の楽しさがもっと長く、最大43時間再生可能
- 専用アプリ対応、マルチポイント接続可能
などとなっており、SOUNDPEATS社が究極の高音質への再挑戦を目指したワイヤレスイヤホンです。
『SOUNDPEATS Engine 4』の製品仕様は次の通りです。
SOUNDPEATS Engine 4 製品仕様 | |
ドライバー | 10mm+6mmダイナミックドライバー |
本体寸法(L×W×H) | 61.40mm×28.10mm×45.15mm(ケース込み) |
NET |
約6.5g(イヤホン/片側) |
防水規格 | IPX4 |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
対応プロファイル | A2DP1.3, AVRCP1.6, HFP1.7, SPP1.2, GATT |
対応コーデック | AAC, SBC, LDAC |
通信範囲 | 10M |
バッテリー容量 | 350mAh(ケース) 50mAh×2(イヤホン) |
最大再生時間 | 約12.5時間 約43時間 (充電ケース併用時) |
充電ポート | Type-C |
イヤホン本体 充電時間 | 約2時間 |
パッケージ内容 | SOUNDPEATS Engine 4 イヤーチップ:6(S/M/L) 充電ケース×1 Type-C充電ケーブル×1 取扱説明書×1 |
詳しくは『SOUNDPEATS Engine 4』のウェブサイトでご確認下さい。
SOUNDPEATS Engine 4 パッケージ
『SOUNDPEATS Engine 4』のパッケージです。
パッケージは黒とゴールドのカラー構成となっており、“HiRes AUDIO WIRELESS”のロゴからも高級感を漂ったパッケージとなっております。
パッケージの表記は全て英語となっています。
パッケージをサイド側から見た状態です。
パッケージの裏面です。
『SOUNDPEATS Engine 4』パッケージを開封していきます。
パッケージを開封すると、先ずは充電ケースが中央にドーン!と登場します。
充電ケース収納のパッケージを取り外しました。
その下には、充電用USBケーブルとイヤーチップが収納されています。
取扱説明書はどこに?と思ったら、パッケージのフタの内側にありました。
『SOUNDPEATS Engine 4』のパッケージ内容は、
- ワイヤレスイヤホン本体(L)(R)
- 充電ケース
- イヤーチップ(S)(L)(※Mサイズはワイヤレスイヤホン本体に装着済み)
- 充電用USBケーブル(TypeC-TypeA)
- ユーザーガイド
- SOUNDPEATS APP INTRODUCTION
となります。
SOUNDPEATS Engine 4をチェックする!
『SOUNDPEATS Engine 4』をチェックしていきます。
充電ケース
充電ケースをチェックしていきます。
パッケージから取り出したばかりの充電ケースには、キズ・汚れ防止の保護フィルムが巻かれているので取り外します。
『SOUNDPEATS Engine 4』のカラーラインナップは、黒色のみとなっています。
充電ケースは光沢感がある黒色となっており、指紋や汚れ等は目立ちそうです。
※光沢感の有るカラーのため、撮影時に周囲が映っていたり光りの反射や指紋等が目立ってしまいます。何卒ご了承願います。
丸っこいデザインとなっており、基本的に自立して立てておくことが出来ません。
充電ケースのサイズは、約横61mm×高さ45mm×横幅28mmとなります。
重量は約44g(ワイヤレスイヤホン本体込み)です。
充電ケース裏側から見た状態です。
充電ケース裏側の中央に【SOUNDPEATS】のロゴが配置されています。
充電ケースを真上から見た状態です。
充電ケースを底面から見た状態です。
充電ケースの底面には、マルチボタン、充電ポート、LEDインジケーターが備わっています。
充電ケースのフタを開くと、このようにワイヤレスイヤホン本体が格納されています。
充電ケース内部は、基本グレーとなっています。このグレー部分については光沢感はありません。
充電ケースの中央(左右のワイヤレスイヤホン本体を格納する場所の間)にLEDインジケーターが備わっています。
その面は若干凹凸感のあるデザインなっており、安っぽさを感じさせない仕様となっています。
と言うことで、この充電ケースにはLEDインジケーターが、外側(底面)に1個、内側に1個と合計2個備わっていることになります。
充電ケースからワイヤレスイヤホン本体を取り外した状態です。
ワイヤレスイヤホン本体
充電ケースに続いてワイヤレスイヤホン本体をチェックしていきます。
取り出したばかりのワイヤレスイヤホン本体の充電端子部には、絶縁フィルムが貼れているので使用前に剥がす必要があります。
充電端子部の絶縁フィルムを剥がした状態です。
ワイヤレスイヤホン本体のカラーは、黒色とグレーの2トーン構成となっています。
ワイヤレスイヤホン本体のサイズは、約高さ14.5mm(28.2mm)×横幅19.4mmとなります。
ワイヤレスイヤホン本体のサイズは、左が約6.5g、右が約6.6gと非常にバランスの良い重量配分となっています。
操作部分は物理式ボタンではなくタッチ式ボタンとなっています。
そのタッチ式ボタンの面には、〝SOUNDPEATS〟の【S】のロゴがデザインされています。
その【S】のロゴが凄く綺麗なんです。
横から見た状態です。
タッチ式ボタン下のハウジング部分の周囲は、三角形の凹凸されたデザインで構成されており、これがかなり高級感を醸し出しています。
この小さいワイヤレスイヤホン本体に、ここまでのデザイン性を持たせたことが素晴らしいです!
そのハウジング部分の上側にマイクホール(1)が備わっています。
更にその下からはグレーのカラー構成となっています。
付属のイヤーチップのカラーもグレーとなります。
イヤーチップ装着部分とハウジング部分の間(音筒部)は、クリアーカラーが採用しており、その中のゴールドがかなり目立ちます。
これが凄く格好いいのと高級感を感じることができます。
充電端子は丸い形状で、その充電端子の中央に、色を分けて【右(赤)】と【左(青)】を示すための(L)(R)が記されています。
充電端子の横には、マイクホール(2)が備わっています。
イヤーチップの上側から見た状態です。
イヤーチップを取り外した状態です。
イヤーチップを取り外して横から見た状態です。
付属品
『SOUNDPEATS Engine 4』の付属品(ワイヤレスイヤホン本体と充電ケース以外)としては、サイズ別に2種類(S)(L)のイヤーチップと充電用USBケーブル(TypeC-TypeA)があります。
充電用USBケーブル(TypeC-TypeA)の長さは、約30cmとなります。
Mサイズのイヤーチップについては、デフォルトとしてワイヤレスイヤホン本体に装着済みです。
説明書類
付属の説明書は、ユーザーガイドとSOUNDPEATS APP INTRODUCTION(SOUNDPEATSアプリの導入手順)の2冊となります。
ユーザーガイドは、[英語][ドイツ語][フランス語][スペイン語][イタリア語][日本語][中国語]の多国言語仕様となっており、その中に日本語での説明も掲載されているので安心して使うことが出来るでしょう。
SOUNDPEATS APP INTRODUCTION(SOUNDPEATSアプリの導入手順)もユーザーガイド同様に多国言語仕様となっており、日本語ので説明も掲載されているのでSOUNDPEATSアプリを安心して導入することが出来るでしょう。
SOUNDPEATS Engine 4の操作方法について
『SOUNDPEATS Engine 4』の操作方法は次の通りです。
Bluetoothペアリング方法(2回目以降含む)
- 充電ケースのボタンを3秒間長押しします。
- 充電ケースのLEDインジケーターが白色で点滅するとペアリングモードになります。
- 接続したいデバイスのBluetoothをONにして「SOUNDPEATS Engine 4」を検索しペアリング接続します。
2台目のデバイスとのBluetoothペアリング方法
『SOUNDPEATS Engine 4』は、同時に2台のデバイスとペアリングして使用することが可能です。
- ワイヤレスイヤホン本体が電源オンの状態で、最初のデバイスとペアリングを完了した状態にします。
- 最初にペアリングしたデバイスのBluetooth機能をオフにします。
- 最初にペアリングしたデバイスのBluettooth機能をオフにしたことで、ワイヤレスイヤホン本体はペアリングモードに戻るので、この状態で2台目のデバイスと上記【Bluetoothペアリング方法】でペアリングします。
- 2台目のデバイスとペアリング完了後、最初にペアリングしたデバイスのBluetooth機能をオンにして、もう1度ペアリングを行って完了です。
電源オン/オフ
- 自動電源オン:充電ケースからワイヤレスイヤホン本体を取り出すと自動的に電源オンになります。
- 自動電源オフ:充電ケースにワイヤレスイヤホン本体をセットすると電源オフとなり、ワイヤレスイヤホン本体へ充電が開始されます。
- 手動電源オン:1.5秒間長押し(L)(R)
- 手動電源オフ:10秒間長押し(L)(R)
ワイヤレスイヤホン本体のタッチパネル操作方法
- 再生/一時停止:素早く2回タップ(L)(R)
- 音量を下げる:1回タップ(L)
- 音量を上げる:1回タップ(R)
- 曲戻し:1.5秒間長押し(L)
- 曲送り:1.5秒間長押し(R)
- 応答/終了:ダブルタップ(L)(R)
- 着信拒否:1.5秒間長押し(L)(R)
- 通話切断:1.5秒間長押し(L)(R)
- ゲームモード:トリプルタップ(L)
- 音声アシスタント:トリプルタップ(R)
リセット方法
- ワイヤレスイヤホン本体を充電ケースに戻します。
- 充電ケースのフタを開いた状態で、充電ケースのボタンを10秒間長押しします。
- 充電ケース内側のLEDインジケーターが、白色で2回ずつ点滅していればリセット完了となります。
- 充電ケースのフタを閉じて、10秒間経過した後に再びフタを開けると、ワイヤレスイヤホン本体は再びペアリングモードになります。
SOUNDPEATS Engine 4の充電とLEDインジケーター
実際に『SOUNDPEATS Engine 4』を使用する前に充電を行います。
充電ケースのUSB端子にUSBケーブル(TypeC-TypeA)を差し込みます。
充電が開始されると充電ケース底面のLEDインジケーターが赤色で点灯します。
充電が完了すると充電ケース底面のLEDインジケーターが消灯します。
充電ケース内のLEDインジケーターでバッテリー充電残量を把握することができます。
充電ケースのバッテリー残量表示
- 緑色で点灯 バッテリー残量100%-50%
- 黄色で点灯 バッテリー残量49%-10%
- 赤色で点灯 バッテリー残量10%未満
充電ケースが充電中の場合のバッテリー残量表示
- 赤色でゆっくり点滅 バッテリー残量20%未満
- 黄色でゆっくり点滅 バッテリー残量20%-69%
- 緑色でゆっくり点滅 バッテリー残量70%-99%
- 緑色で点灯 バッテリー残量100%
ペアリング
『SOUNDPEATS Engine 4』を使用する前に、スマートフォンやタブレットなどのデバイスとペアリングを行います。
充電ケースからワイヤレスイヤホン本体を取り出します。
接続するデバイス上で検索すると「SOUNDPEATS Engine 4」と表示されるので登録を行います。
以上にてペアリングが完了し使える状態となりました。
これは一番最初に行うペアリングの方法なので、ペアリングモードにならない場合は、SOUNDPEATS Engine 4の操作方法のBluetoothペアリング方法に従って進めて行きます。
SOUNDPEATS Engine 4の装着感について
耳の形状は人ぞれぞれ異なっていますが、自分的にはピッタリとフィットして安定した装着感を実現しています。
長時間使ってみましたが、特に耳が痛くなることもなく快適に使用することができました。
因みに奥さんと子供達にも試しに装着して貰ったところ、問題無い装着感とのことでした。
操作についてですが、ワイヤレスイヤホン本体のボタン面積が広いので、迷うこと無く操作することができました。
操作に関しては、レスポンス良く反応してくれてストレスを感じさせません。
かなり良いインターフェースです。
SOUNDPEATS Engine 4のサウンドについて
『SOUNDPEATS Engine 4』のサウンドの音質についてです。
Amazon Music Primeでジャンル問わず色々と聴いてみました。
第一印象としては、綺麗な透明感の有るサウンドを奏でてくれるという印象です。
低音、中音、高音とフラットな感じですが、非常に再現性豊かなサウンドです。
そのため迫力のある低音好きの方には、若干物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、自分的にはかなり好きなサウンドの味付けです。
クラシックを聴いても、その再現性豊かなサウンドのお陰でしっかりと全体のサウンドが伝わってきます。
ヴォーカルにおいても綺麗な歌声がスッーと入ってくる感じです。
綺麗なサウンドを求めている方にピッタリなワイヤレスイヤホンだと思います。
真剣にサウンドを聴きたい時に使いたいワイヤレスイヤホンになるでしょう。
現在残念なことに、HiRes AUDIO WIRELESS対応のデバイスを所有していないことです。
それでもこの『SOUNDPEATS Engine 4』の完成度の高さは感じることができます。
機会があれば是非HiRes AUDIO WIRELESS対応デバイスで使ってみたいところです。
アプリ SOUNDPEATS
ワイヤレスイヤホン『SOUNDPEATS Engine 4』をはじめ、SOUNDPEATS製品のワイヤレスイヤホンを管理設定するための専用アプリが用意されています。
専用アプリ「SOUNDPEATS」は、Apple App StoreまたはGoogle Play Storeからダウンロードすることができます。
専用アプリ「SOUNDPEATS」インストール後に起動すると、「SOUNDPEATSアプリへようこそ」画面が表示されるので【同意して継続する】を選択します。
次にログイン画面が表示されます。
「SOUNDPEATS」のIDを取得していない場合には、【新規登録】からIDを取得します。
ログイン画面で、登録時のメールアドレス及びパスワードを入力し【ログイン】を選択します。
「SOUNDPEATS」製品の検索が始まります。
ファームウェアのアップグレードがあるとその旨表示されます。
今回は新しいファームウェアが有ったので、アップグレードを行います。
【決定】を選択してファームウェアのアップグレードを開始します。
アップグレードのバージョンやソフトウェアのサイズ、アップデートの内容の情報が表示されるので、確認後【アップデート】を選択します。
ファームウェアのダウンロードが開始されます。
ワイヤレスイヤホン本体にファームウェアの転送が開始されます。
ファームウェアの転送が終了後、ワイヤレスイヤホン本体の再起動が開始されます。
以上で、ファームウェアのアップデートが完了し、最新のファームウェアが適用されました。
通常アプリ「SOUNDPEATS」を起動すると、この「SOUNDPEATSアプリへようこそ」画面が表示されます。
起動の度に「SOUNDPEATS」製品が検索されますが、時間は差ほど掛かりません。
専用アプリ「SOUNDPEATS」のホーム画面です。
ここでは、ワイヤレスイヤホン本体のバッテリー残量(%)の確認とリセットを行うことができます。
シンプルなインターフェースなので、特に操作に迷うことはないでしょう。
左上のメニューボタンを押すと、
- 登録IDとメールアドレスの表示
- ファームウェアアップデート情報
- SOUNDPEATSからのメッセージ
- 言語設定
- SOUNDPEATS APPについて
- ログアウト
の操作を行うことができますが、通常は使うことは無いと思います。
ホーム画面の下側にメニューがあります。
そのメニュー左側のアイコンを選択すると、『SOUNDPEATS Engine 4』をカスタマイズすることができます。
カスタマイズ出来る内容は、
- ボリュームコントロール
- イコライザー
- ゲームモード オン/オフ
- タッチキーの全ての機能の無効 オン/オフ
- マルチポイント設定
となります。
イコライザーは、事前に
- SOUNDPEATSクラシック
- 低音を強く
- 低音を弱く
- 電子音
- クラシック
- ポップ
- ロック
- 歌謡曲
- 高音域の強調
の9種類が用意されています。
また、【イコライザー(EQ)カスタマイズ】を選択することで、任意に自分の好みで音域を設定することが可能です。
ホーム画面のメニュー左側のアイコンを選択すると、SOUNDPEATS全ての製品を確認することができます。
最後に
外観の高級感のあるデザイン、その外観の見かけ倒しでないサウンドの鼓動から
ワイヤレスイヤホン『SOUNDPEATS Engine 4』は、兎に角完成度の高いワイヤレスイヤホンの一言に尽きます。
しかも、このワイヤレスイヤホン『SOUNDPEATS Engine 4』は1万円以下で購入できる点においても、コストパフォーマンスの素晴らしさを感じます。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が搭載されていないのは残念ですが、純粋に音楽サウンドを楽しみたい方に是非使って頂きたいワイヤレスイヤホンです。
そして、これ以上の価格帯のワイヤレスイヤホンの購入を検討している方にも、是非お勧めしたいワイヤレスイヤホン『SOUNDPEATS Engine 4』です。