長女のiPhone 13のバッテリーを交換する!
長女が使っているiPhone 13のバッテリーが劣化してきて不便になってきたと言うことで、重い腰を上げてバッテリー交換することになりました。
これまでバッテリー交換したiPhoneは、iPhone SE、iPhone 6s、iPhone 8 Plus、iPhone SE2 の4機種です。
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これまでバッテリー交換を行ったiPhoneは全てボタン付きiPhoneだったので、今回初めてボタン無しiPhoneのバッテリー交換に挑戦です。
スマートフォンの修理ツールキットは3セットぐらいあるので、今回はバッテリー単品で購入することにしました。
長女のiPhone 13で交換するバッテリーは『DIGIFORCE for iPhone 13 互換 バッテリー 3227mAh PSE認証済【バッテリー用両面テープ付き 】(単品)』です。やはり、iPhoneのバッテリーは、信頼安心のDIGIFORCE製で決まりですね。
以下、『DIGIFORCE for iPhone 13 互換バッテリー 3227mAh』とします。
DIGIFORCE for iPhone 13 互換バッテリー 3227mAhについて
Amazonの『DIGIFORCE for iPhone 13 互換バッテリー 3227mAh』ページから特徴を抜粋すると、
- 【iPhone 13対応(モデル番号:A2482/A2631/A2633/A2634/A2635)】機種ごとにコネクタの形状が異なりますので、対応の機種以外にはご使用できません。ご購入いただく前に必ずお持ちのiPhoneのモデル番号をご確認くださいますようお願いします。※バッテリー交換は「自己責任」であることをご了承のうえ、ご購入ください。※本製品には取付説明書は同梱しておりません。お手数ですが、インターネットサイト(例:[iFixit])やYouTubeなどで「[製品名] 取付」と検索していただき、取付方法をご確認ください。
- 【製品仕様】バッテリー容量:3227mAh / 電圧:3.84V / ワット数:12.4Wh / 原産国:中国 ※純正以外のバッテリーに交換すると、「バッテリーの状態(設定)」の一部が表示されなくなります。あらかじめご了承ください。なお、バッテリー自体の機能や性能には問題なく、また通常のご使用にも問題はございませんので、安心してご利用いただけます。
- 【TI社製のICチップ搭載】オリジナルと同様のTI社製ICチップを使用しています。iOSのアップデートにも対応しているので、アップデート後も安心してお使いいただけます。
- 【PSE認証品】本製品は安心のPSE認証済みのバッテリーです。電気用品安全法で定められた検査を実施し、基準適合性を満たしております。
などとなっています。
『DIGIFORCE for iPhone 13 互換バッテリー 3227mAh』の製品仕様は、以下の通りです。
DIGIFORCE for iPhone 13 互換バッテリー 3227mAh 製品仕様 | |
型番 | LPB-13 |
電圧 | 3.84V |
容量 | 3227mAh |
ワット数 | 8.4Whr |
電池の個数 | 1リチウムポリマー 電池 |
ブランド | DIGIFORCE |
電池セルの構成 | リチウムポリマー |
対応スマートフォン | Apple iPhone 13(モデル番号:A2482/A2631/A2633/A2634/A2635) |
DIGIFORCE for iPhone 13 互換バッテリー 3227mAh パッケージ
『DIGIFORCE for iPhone 13 互換バッテリー 3227mAh』のパッケージです。DIGIFORCE共通のホワイトカラーのパッケージデザインとなっています。
今回はバッテリー単品となるためバッテリー交換用の治具や交換手順書は付属していません。
パッケージ内容は、バッテリー本体、両面テープ×2枚、防水シールのみとなり、
iPhone 13のバッテリー交換作業
iPhone 13のバッテリー交換を行っていきます。
バッテリーを交換する注意点として、静電気防止リストバンドなどで静電気対策を行います。
液晶画面を取り外します。保護フィルムを貼っていると邪魔になるので事前に剥がしておくことをオススメします。
iPhone本体の下側にネジ2本で留めているので、星形ドライバーを使って外します。
ネジは小さいので紛失しないように保管しておきます。
次にiPhone本体の筐体と液晶画面を分離させるのですが、超強力テープ(防水シール)で固定されています。
iPhone 13でのバッテリー交換で、一番目の難問はこの液晶画面を分離させる作業になります。
iPhone本体の筐体と液晶画面部分を分離させるには、吸盤やオープニングプライヤーを使用します。
この超強力テープ(防水シール)の粘着力を低下させるために、iPhone本体の周囲をドライヤーで温めます。但し、熱を加えることでiPhone本体の故障にも繋がる可能性があるので、必要以上に温めないように慎重に行います。
1mm程度の隙間さえ出来ればその隙間を狙ってピックを差し込んで開くことができるのですが、全く隙間が開く感じがしません。
数時間掛けてオープニンプライヤーとドライヤーによる温めで何とか隙間を作るのに成功して、その少しの隙間にピックを差し込んで開封することができました。
正直、全く隙間が開かないのでiPhone 13のバッテリー交換作業を一時諦めてしまいました。そのとき長女の視線がキツかったので作業再開です(笑)
ドライヤーを使うよりも、的確に高い熱を集中することができるヒートガンを使う方が効率は上がるので、もし次に交換作業を行う際にはヒートガンを用意しておくことにします。
ピックを差し込むことさえ出来たら、後はiPhone本体周囲を丁寧にピックで開封していくだけです。ピックは2枚を同時に使うと効率があがります。
なお、ピックを差し込む際には注意が必要です。深く差し込むとiPhone内部を損傷してしまうので、2~3mm程度の差し込みまでにしておきます。
液晶画面のコネクターが隠れているカバーをプラスドライバーでネジ3本を外します。
カバーを取り外します。
液晶画面のコネクター上のテープを剥がします。
液晶画面のコネクターを外します。
センサーのコネクターが隠れているカバーを、2本のプラスネジ(赤)と1本のYネジ(黄)を取り外します。
カバーの左側はクリップになっているので、慎重にクリップから外します。
センサーのコネクターを外します。
以上で、液晶画面と筐体が分離しました。
次にスピーカーを取り外します。スピーカーが固定されている4本のネジをプラスドライバーで外します。
スピーカーがフリーなったので取り外します。
次にバッテリーのコネクタを外して純正バッテリーを取り外します。
バッテリー上下のプルタブをゆっくり慎重に引っ張ることで、通常テープを剥がすことができてバッテリーを取り外すことができます。
自分の場合途中で破けてしまい結局ヘラなどを使って強引にバッテリーを持ち上げて取り外すことになります。その際両面テープの形状を確認して下部分を破損しないように気をつけます。
純正バッテリーを取り外すことができました。純正バッテリーは比較的簡単に取り外すことができます。
次に防水シールの残骸を剥がします。但し、この防水シールが超強力なテープとなっているので、そう簡単に除去することができません。
iPhone 13でのバッテリー交換で、二番目の難問はこの防水シールの残骸除去の作業になります。と言うことで、もし防水性能を気にしないので有れば、このまま使うことをオススメします。
正直、自分の場合、この防水シールの残骸を除去し始めて後悔しました。数時間掛けて何とか防水シールの残骸を除去することができました。
次にDIGIFORCEのバッテリーを装着します。
DIGIFORCEのバッテリー裏に、両面テープを貼り付けます。その際に事前に貼り付ける位置を確認しておきます。
すぐに両面テープを剥がして貼らないようにしてコネクタ位置を確認し、取り付けられるようにDIGIFORCEのバッテリーのコネクタ位置を調整します。
コネクタ位置の調整後、正式にDIGIFORCEのバッテリーを両面テープで固定します。
以上で、DIGIFORCEのバッテリーの取り付けが完了しました。
次にiPhone 13を元に戻す作業を行います。
スピーカーを4本のプラスネジで取り付けます。
防水シールを除去した場合は、付属品の防水シールを貼り付けます。なお、防水シールは細くて貼り直しが出来にくいので慎重に貼り付けます。
液晶画面のコネクターとセンサーのコネクターを差し込みます。
液晶画面のコネクター上にテープを貼り付け、3本のプラスネジでカバーを取り付けます。
カバーの取り付けが完了しました。
センサーのコネクター上に、2本のプラスネジ(赤)と1本のYネジ(黄)で取り付けます。カバーの左側はクリップになっているので、慎重にクリップに掛けます。
カバーの取り付けが完了しました。
以上で、iPhone 13内部を元に戻すことができました。
内カメラのゴミ混入に気をつけてゆっくりと液晶画面を閉めて元に戻し、iPhone本体の下側ネジ2本を留めてバッテリー交換作業が全て完了です。
保護フィルムを貼り直す
バッテリーを交換する際に、保護フィルムを剥がしてしまったので、保護フィルムを貼り直しします。
今回貼り直す保護フィルムは、Amazonで購入した『NIMASO ガラスフィルム iPhone 14 用/iPhone 13 Pro 用/iPhone 13 用 強化 ガラス 液晶 保護 フィルム ガイド枠付き 2枚セット NSP21H282』です。こちらも安定のNIMASO製のガラスフィルムとなります。
ガイド付きなので、特に問題なくスムーズに貼り付け完了です。
最後に
今回のiPhone 13のバッテリー作業の作業時間は、朝から初めて夕方までの長丁場になってしまいました。と言うことで、ほぼ一日中iPhone 13のバッテリー交換作業に費やしてしまいました。
正直バッテリー交換をし始めた時は後悔したのですが、最終的には無事交換出来て良かったです(笑)
時間が掛かった要因としては、最初の液晶画面取り外しに時間が掛かったことと防水シールの残骸除去に時間が掛かったことの2点です。それ以外はスムーズに作業を進めることができました。
次にボタン無しiPhoneのバッテリー交換を行う場合は、ヒートガンと新しいオープニングプライヤーを導入したいところです。
なお、バッテリー交換を行う場合には、くれぐれも自己責任でお願いいたします。